タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

最後のロースクール生(関東学院大、法科大学院の募集停止 15年度から)

女が教室にひとりですわっている。

彼女はこの教室でまったくの一人ぼっちだ。
ほかの法曹希望者は、予備試験に流れるか,法曹への道を断念するかして,すべていなくなったのだから。

彼女のロースクールが最後の1校,その在校生は彼女ただ1人だ。




「この判例とこの判例の考え方の違いが分かる人」

先生の問いかけに,「はい」と答える声が,彼女の背後から聞こえた――

参考にさせて頂いたサイト

ショートショートの…

おそらく世界でもっとも短い、怪談ショート・ショートを紹介しよう――。
「女が家にひとりですわっている。彼女はこの世でまったくの一人ぼっちだ。ほかの人間は、すべて死に絶えたのだから。
 ドアのベルが鳴る――」
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2009-08-26