タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

一見ロースクールを勧めているようだが勧められてない男

ウェ〜イ

こちらの方は?

え,お友達?

じゃあ,大学生?

しかも同じ法学部?

法学部ってことは・・・,法曹に興味ある?

やっぱ,興味あるよね〜

で,今回お話させて頂きたいのは,

毎日少しの努力を積み重ねるだけで,

予備試験に受からなくても司法試験受験資格を手にして報酬も得られるビジネスのお話なんだけど 。

 

大学生だから,授業に出てるよね

期末試験も受けて,単位取ってるよね

もし仮に,2年間,大学の授業に出て,期末試験を受けて単位取るのと同じ労力と難易度で

司法試験受験資格をもらえるとしたら

どうかな?

すごいよね!

これすごいよね!

予備試験なんて,合格率3%ぐらいだよ!

その予備試験合格と同じになるんだよ

いやいや,これ,違法じゃないから

裏道とかじゃないから

むしろ本道だから

ただ,学費として,ちょっと納めてもらう

いやいや,裏金とかじゃないから

合法だから

 

で,その間,君の同級生が何をやっているかというと

就職してお金のために時間を売ってる

1か月25万とか,30万のために,自分の時間を売ってる

そうして同級生が社畜をやっている間,

君は,大学生と同じような生活をしながら

司法試験受験資格をゲットできるんだ

 

そしたら,司法試験を受ける

合格率は30%

お金で買ったんだから,合格率が少々低めなのは仕方ない

 

ここで気をつけてほしいのは

試験に落ちるとランクアップするんだ

最初はランク1

1回落ちるとランク2

3回,4回と落ちると,ランク5になる

ランク5になってまた落ちると,ベストジーニストの殿堂入りみたいに,司法試験委員会の選考対象から外れるシステムなんだ

司法試験ではキムタクはダメ

ダメだから

 

 

司法試験に合格すると

弁護士になれる

うまく就職できればだけど

 

ここで,1つだけやってほしいことがあるんだけど

悩んでいる人の話を聞いてあげる

いわゆる法律相談だな

そしたらワープロソフトでちょちょっと書面を書く

な〜に,弁論主義で,主張と証拠の提出は当事者の権能だから,何を書いてもいいんだ

気楽に書こう

そしたら裁判所に言って,一言,「陳述します」って言う

慣れてきたら,それすら言わなくていい

裁判官が「陳述ですね」って言ってくれるから,適当にハイと言っておけばいい

これだけで,年収300万!

どう,いいビジネスでしょ!

 

あれ,どうしたの

どこに行くの

ちょ待てよ!

  

元ネタ

【WEB限定コント】 一見、悪徳に見えて、ただアルバイトを勧めているだけの男 【LIFE!×NHK1.5ch】

www.youtube.com

一見悪徳に見えてただ予備試験を勧めているだけの男

久しぶり~

どう,勉強順調?

でもあれだよね~

いくら最近,司法試験合格率が上がってるっていっても30%じゃん

合格率を上げるいい方法があんのよ

これするだけで,合格率80%!

聞きたい?

聞きたい?

毎年,司法試験合格率トップのアレがあるよね

ロースクールじゃないやつ

それに願書をこっそり出す

1通だけ

1通だけ

違法じゃないから

図書館の自席とか

ゼミ室とか

10分だけ時間をとって

願書書く

これ合格率が高いから

1年目,2年目,3年目

毎年出すやつがいる

でもこれやめた方がいい

単位落とす

単位落とす

単位落として3年目も学生やっちゃう

本末転倒

中には調子に乗って

授業中に内職して勉強するやつもいる

これはやめた方がいい

教員にバレたら

退学になる

退学になる

 

www.nhk.or.jp

まだ志願者が増えない法科大学院

法科大学院を悩ませる予備試験制度が,司法試験合格率ランキングの1位を占め続ける。

このままでは,ただでさえ不人気なロースクールは,「そんなに学生を拘束しても合格率が低いなんて授業では何を教えているんだ」「授業の正体がわからない」と国民から不審を抱かれてる日も近いと焦り,「予備試験は抜け道」といら立ちをぶつける。

法曹養成制度が,いつものように混乱し錯綜していると,そこへ,若くて優秀な法曹志願者の亮介(磯村勇斗)が現れる。亮介は弁護士を目指して勉強中で,予備校に通って予備試験に合格するために長野から上京してきたという。

しかし実は,同じくかつてロースクールを開校したが,廃校した地方ロースクールから,法曹コースを設置した場合に,法科大学院がその卒業生を受け入れてくれるか探ってくるように,密命を受けていた。

そんな地方ロースクールの魂胆を見抜いた都市部の法科大学院は,かつて旧司法試験時代には,5万人を超える受験生が殺到し,予備校は林立し,司法試験受験界隈がどれほど活気にあふれていたか,その人気が,ロースクール設立以降,弁護士の経済的価値の破壊とともに凋落の一途をたどり,旧司法試験時代であれば1人の合格者すら出せなかった地方大学のロースクールが,次々と廃校の憂き目にあったかという過去を,亮介に打ち明けることに。

しかし、亮介を連れて有希江(稲森いずみ)の店に向かうと、間が悪いことに、そこには桑野の姿が。

案の定、法科大学院の話を聞いた桑野は黙っていられず、桑野は「そんな制度は辞めたほうがいい、そう言われて簡単に法曹を養成する夢を捨てられるくらいだったら、辞めたほうがいい。どんな制度にだって必ず辞めたいという時が来る。でもそこで踏みとどまれたら、それこそ本当の第一歩なんだ」と語る。

しかし、そんな2人のやり取りを見ていた亮介は、あることを思いついて……。

 

www.ktv.jp

ロースクール15年熟成樽仕込み

[アロマ]

法曹需要の見通しが甘い印象。

後から,弁護士有資格者活用論,ロー卒司法試験未合格者のひっぱりだこ論が出現。

かんかん照りのアスファルトがタイヤを切りつけながら

チープなスリル(合格率は33.63%で過去最高の広き門)に身を任せても

明日の就職難におびえている要素も。

ロースクールの図書館で,1日10時間以上勉強している学生たちを見ると,一瞬,旧司法試験時代が頭をよぎった。

予備試験の刺激。

冷たい修習生に対する待遇。

子どもだましの法曹コースという弥縫策。

とってつけたようなソクラテスメソッド。

前時代的。

 

[総合評価]

年収が300万円と安くていいなら,魅力的な職業は数多ある。

有為な若者が目指す職業が,無理に弁護士である必要はない。

挑戦する勇者を止めはしない。

 

 

togetter.com

 

mainichi.jp

ロースクール的なジョーク(令和元年合格発表)

上がり続ける司法試験合格率

科学者、法学者、そして数学者が,司法試験受験者と合格者数の推移を表すグラフを眺めている。

彼らは,司法試験受験者が激減している一方,合格者数1500人を堅持しており,合格率が年々上がっているのに気付いた。

科学者は「こんなに合格率があがっては,弁護士の質が保てない。そもそもデータが不正確なのではないか」と言った。

法学者は「ロースクールによる教育によって,司法試験受験者のレベルが上がったのだ。合格率が上がるのは当然だ」と言った。

数学者は「あと何年か経てば合格率が100%を超え,司法試験を受験していない人も弁護士になれるね」と呟いた。

 

物理学者、生物学者、そして数学者が道に面したカフェに座って道路の反対側の建物に出入りする人々を観察している。最初に彼らは建物に入って行く二人の人物を見、しばらくして建物から三人の人物が出てくるのに気付いた。物理学者は「あれ、見落としがあったかな」と言い、生物学者は「いやいや、なかで増えたんだよ」と言った。それに対して数学者は「もしあと一人が建物に入れば、中には誰もいなくなるね」と呟いたという。

 

 

社会学者、政治家、法学者が学会に参加していた。

あるとき,3人は,年々法曹志願者が激減しているのに気づいた。

社会学者は,弁護士の経済的価値の下落,ロースクール制度による時間的経済的負担の増加,文科省の利権など,その原因を考え始めた。

政治家は,直ちに司法試験合格者数を減らした。

法学者は,「法曹志願者が激減しても,合格者1500人を維持すれば,見た目の合格率が上がって,司法試験改革当初に約束した合格率7,8割に近づくのだ。いったい何の不満があるのかね」と答えたという。

 

数学者、技術者、化学者が学会に参加しており、ホテルで隣接した部屋に滞在している。ある夜、彼らは階下のバーにいる。最初に数学者がベッドに戻る。次に化学者、そして数分後に技術者がベッドに戻る。化学者は部屋の外の廊下でゴミ箱が燃えているのに気付く。近くには水が入ったバケツがひとつある。化学者は即席で消火器を作るために二酸化炭素の発生手段を考え始めたが、結論が出る前に到着した技術者が火に水をぶっ掛けて消し止めた。翌朝、化学者と技術者は昨晩の小火騒ぎの顛末を数学者に話すと、数学者は昨晩ゴミ箱から火が出ていたことに気づいていたという。化学者と技術者は数学者になぜ消火しなかったのか訊ねると、数学者は軽蔑するように「火が燃えていて、そばに水入りバケツがある。何をすればいいかは明らかなのに、いったい何の不満があるのかね」と答えたという。

 

社会学者、経済学者、そして法学者が、激減する法曹志願者数を回復させる方法を考えている。

社会学者は,法曹志願者の時間的経済的負担を軽減する策を考えた。

経済学者は,旧司法試験の時代には,司法試験受験者が5万人を超えていたことを思い出して,弁護士の経済的価値を向上させる策を考えた。

彼らは「君はこれよりも良い策を思いつくか」と法学者に問うた。

法学者は,有識者会議で「合格者を年間1500人以上とする」と言った。

 

社会学者、物理学者、そして数学者が、同じ長さの閉じたロープによって最大の面積をもつ領域を囲む方法を考えている。社会学者は正方形の囲いを作った。物理学者は円の面積が周囲長の同じ正方形より大きいことを思い出して円を形成し、「君はこれよりも大きくすることができるか」と数学者に問うた。数学者は円形のロープで自分を囲んで「私が今立っているところを外側と定義する」と言った。

 

ja.wikipedia.org

 

www.nikkei.com

 

tadasuke.hatenablog.jp

 

おまけ

令和元年までの5年間にわたる司法試験の受験者数,合格者数,合格率から合理的に推認できないものをアからウまでの中から選べ。

 

ア 受験者集団の学力が,ここ数年で飛躍的に向上した事実はなく,司法試験の目的に反する状態が作出されている。

イ 受験者数の減少にしたがい合格者数も減少しており,来年は合格者1500人を下回ると予想される。

ウ 来年は1501人,再来年は1500人を合格させればいいので,法曹養成制度は安定的に運用されている。

 

参照条文

司法試験法

(司法試験の目的等)
第一条 司法試験は、裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的とする国家試験とする。

 

おまけ2 

弁護士SF

 

際限なく上昇を続ける司法試験合格率。

ついに合格率400%を超え,司法試験を受験しない人にさえ,弁護士資格が付与されるようになり数百年後の日本。

国民の99%は弁護士資格を有し,わずかの不法行為も徹底して提訴される濫訴社会と,それ以外のわずかな土地に追いやられた非弁護士の社会に分けられていた。

非弁護士の住む村で暮らしていた主人公は,ある日,ネットオークションで不正に出品されていた弁護士バッジを手に入れた。

弁護士社会に潜入した主人公は,司法試験合格者数を削減すべく,出世をとげて,文科省の利権の中枢に迫ろうとするが・・・

 

kakuyomu.jp

  

dic.nicovideo.jp

司法制度改革に対する言葉たち

法曹になりたかったら、

朝から晩まで、土日だって勉強するでしょう。

ロースクールに入っても同じ。

授業の予習復習に追い回されるし,司法試験浪人になれば,やっぱり1日中勉強することになる。

でも、司法試験に合格したとたんに、それは「プロセスによる教育の成果」になってしまう。

 

ロースクール修了生

 

 

ロースクールによる既得権益保持の注文どおりに弥縫策をつくる

有識者会議はいらない。

法曹志願者9割減少というまだ世の中にない大失政を、

改善しようとしているのだから。

 

国民

 

 

予備試験受験者が心の貧困だって?

その予備試験を受験する若者の需要にちゃんと向き合えていない

お前の心が貧困なんだろ。

 

予備試験受験者

 

 

元ネタ

 

nlab.itmedia.co.jp

法科大学院が出しそうな「働き方啓蒙」広告

毎年500万円もらって毎日

生き甲斐のない生活を送るか,

資格試験を受けるだけで多大な経済的,時間的コストがかかって

激増政策が利権のために止まらず過当競争が激しくなる一方で

業界から多くの有為な若者が去って

年収300万円だけど仕事に

行くのが楽しみで

仕方がないという生活と,

どっちがいいか。

 

法科大学院

 

元ネタ

なお,元ネタは批判されているとのこと。

mainichi.jp