タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「法曹人口抑制論の虚妄(ザ・ローヤーズ2010年12月号岡田和樹弁護士)」の虚妄

少し古い記事ですが,弁護士増員派の人はどのような主張をしているのかと興味を持ち,読んでみました。法曹人口抑制論の虚妄 −今こそ合格者3000人を実現すべし− フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所 岡田和樹 月刊 ザ・ローヤーズ201…

「弁護士という職業の経済的な価値」2012/9/18法曹養成制度検討会議 和田委員意見より

法曹養成制度検討会議第2回(平成24年9月20日開催) http://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/housei10_00006.html 1 意見の趣旨 司法試験の合格者数を早期に年間1000人程度にすべきであると考える。 2 意見の理由 (2) 現状の分析 司法修習修了…

「司法試験 大学院教育とつなげよ」中日新聞2012/9/26

改革すべきは、むしろ、司法試験そのものにある。短答式と呼ばれる試験科目も増え、暗記する知識が多くなっている。論文式試験も質問範囲が広く、質と量もレベルが高すぎると指摘される。 http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK20120926020…

「新司法試験 法科大学院離れ拍車」東京新聞2012/9/24

十一日に合格発表があった新司法試験で、法科大学院修了を受験の条件としない予備試験組の合格率が68%に上り、関係者に衝撃を与えている。経済的事情などを考慮して設けられた「例外ルート」だが、どの法科大学院よりも高かったからだ。これをきっかけに…

「「多様な司法」実現へ構想を練り直せ」日経2012/9/18

しかし、司法改革が目指した身近で利用しやすい「多様な司法」はいまだ実現していない。実態に合わせて理念を取り下げるような「合格者数の削減ありき」の議論ではなく、どうすれば本来の司法改革が実現できるかを考え、原点から構想を練り直すべきだ。 http…

「4法科大学院の補助金削減へ 司法試験合格率低迷で」

文部科学省は11日の司法試験の結果を受け、合格実績が振るわなかった島根大などの法科大学院4校に対する2013年度の補助金を削減する方針を決めた。同省は14年度から入学者が定員の半分に満たない大学院も削減対象に加えることを決めており、統廃合が加速し…

司法試験「一発合格」ランキング

を出してみました。 元データはこちら↓http://www.moj.go.jp/content/000101962.pdf 計算方法は,修了年度が平成23年度の未修合格者数を,未修受験者数で割ったものです。 表の項目の意味は,以下です。↓未修 → 上記方法により計算した,未修一発合格率未修…