タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「窓」―憲法の使い方,渡辺雅昭,2013年02月13日

給費制廃止違憲訴訟について,司法修習生が,「給費制にしないのは違憲だ,差別だ」という,その言い分は,「どこまで人びとの共感を得るだろうか」と,批判的に紹介していました。国民の意思という多数派の論理がすべて正しいなら,国会さえあればいいわけ…

「法科大学院を中核とする法曹養成制度」の見直しを求める決議,千葉県弁護士会2013/2/8

話題になっていました。 「法科大学院を中核とする法曹養成制度」の見直しを求める決議 http://www.chiba-ben.or.jp/wp-content/uploads/2013/02/f139b6961499f3c1fabf229828746ff1.pdf まあ,普通に考えればこうなると思うんですけどね。

弁護士の質を低下させる法科大学院

新しい情報があるわけではありませんが,あらためて考えてみました。図的に考えてみました。

和田委員を意識する井上委員,法曹養成制度検討会議 第6回会議 議事録(平成24年12月25日開催)

議事録がアップされていました。 法曹養成制度検討会議 第6回会議 議事録 http://www.moj.go.jp/content/000106819.pdf まず,和田委員が5点にわたって的確な指摘をされています。

「バッジが泣く…弁護士不祥事相次ぐ 過当競争影響」産経ニュース2013.2.3

弁護士の不祥事のニュースです。 産経ニュース 成年後見人として財産を管理していた男性の口座から現金1200万円を着服したとして、東京地検特捜部は1月、業務上横領容疑で弁護士の関康郎容疑者(52)=東京弁護士会=を逮捕。関係者によると、関容疑…

テクニックが要求される法科大学院

プロセスによる法曹養成,と言いますが,会社員で言うと,残業時間が長いことを称賛することに似ていると思います。本来大事なのは,仕事の成果です。 残業時間が長くても,仕事の成果を上げなければ仕方ないでしょう。 最も優秀な会社員は,効率良く働いて…