タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「予備試験の拡大に よって、法科大学院教育は崩壊寸前の状況にあるといっても過言ではない。」司法試験予備試験に関する法科大学院に対するアンケート調査回答結果(概要)

そのまま読んだだけでも,なかなか笑える資料でした。法科大学院特別委員会(第60回) 配付資料 平成26年2月24日(月曜日)15時00分〜17時00分 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/siryo/1344585.htm資料3 司法試験予備試験に関するア…

「法科大学院 制度の空洞化を見直せ」信毎WEB,02月06日(木)

信州大ローの廃校を受けて書かれた記事と思われますが,マスコミによくある間違いが多くありました。 参考 信大法科大学院、募集停止検討 司法試験合格率低迷で - 信濃毎日新聞 http://www.shinmai.co.jp/news/20140203/KT140131ATI090006000.php 法科大学院…

依然として合格率7割〜8割を目指すワーキング・グループ

以下は,ワーキング・グループの議事録に出ていた数字です。 入学定員 3,000人 修了率 不明 合格率 7割〜8割 司法試験合格者数 2,000人 仮に修了率が100%だと,合格率は6割6分6厘になるので,退学者が少し出て,修了者が少し減ると,ちょうど合格率7割〜8…

点と線

あらすじ謎の法科大学院の連続廃校事件をめぐり,事件を追う刑事の犯人探しを軸とした,社会派本格推理小説。一見,予備試験が犯人であることに間違いはないと見えたが,ベテラン刑事・鳥飼重太郎は、悪化する一斉登録日における未登録者数の資料から,予備…