タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

企業に評価されない法科大学院卒の経歴

まるで評価されていない……


       iイ彡 _=三三三f           ヽ
        !イ 彡彡´_ -_=={    二三三ニニニニヽ       さ
       fイ 彡彡ィ 彡イ/    ィ_‐- 、   ̄ ̄ ヽ     れ  ま
       f彡イ彡彡ィ/     f _ ̄ ヾユ  fヱ‐ォ     て  る
       f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ    い  で
       イイレ、´彡f        ヽ 二 _rソ  弋_ { .リ    な  評
       fノ /) 彡!               ィ     ノ ̄l      .い   価
       トヾ__ら 'イf     u    /_ヽ,,テtt,仏  !     :
       |l|ヽ ー  '/          rfイf〃イ川トリ /      .:
       r!lト、{'ー‐    ヽ      ´    ヾミ、  /       :
      / \ゞ    ヽ   ヽ               ヽ /
      ./    \    \   ヽ          /
   /〈     \                 ノ

  • ‐ ´ ヽ ヽ       \\     \        人

(参考)

■まるで成長していないAA(アスキーアート
http://www.aadayo.com/aa/asciiart4477.html

転職体験談|法科大学院卒 未就労27歳、上場企業の法務職へ | 株式会社エリートネットワーク
http://www.elite-network.co.jp/x/j/tenshoku/voice_detail/?file_no=993&no=930

法科大学院卒で,司法試験受験継続を断念されて,企業に就職された方の体験談です。

読んでみると分かりますが,法科大学院卒,司法試験受験経験という経歴がまったく評価されていません。

「3回目の受験をして不合格となり」「来年の司法試験のチャレンジを諦め」「本格的に就職活動を始めることにし」て,「転職エージェント等のサイトに登録」されたそうです。

そして,就職活動をされたわけですが,ロースクールについての事情を知らない企業も多く,この方が法務職への希望を伝えても,それが聞き入れてもらえないこともあったようです。

多くは司法試験制度やロースクールについての事情も知らない紹介会社が多く、その説明からしなければならないことや、私の意向を伝えても、社会人未経験者なのだから・・・・・・との理由で、法務とは程遠いまったく希望していないような案件について紹介されることもありました
正直、今まで何のために勉強を続けてきたのだろうと思ったほどです

ロースクールで勉強してきた経歴が,就職活動にまったく役立たないことを悟ったこの方は,希望条件を下げて,さらに法務職や業界や会社規模等にもこだわらないことにしたそうです。

株式会社エリートネットワーク様では、担当してくださった廣重様が、私の話を丁寧に聞いて頂き、就職活動するにあたって的確なアドバイスをくださいました。
カウンセリングを終え、企業に応募する上で、私は、まず自分自身が何をやりたいか明確にすること、希望条件を限定し過ぎないことを決めました
その際、自分の将来像を考え、ステップアップできるかということも考慮しました。
希望条件を限定し過ぎないようにしたのは、ロースクール卒業生を対象とした求人案件数自体が少なく、面接等へ進める可能性を広げるためです
私は、企業法務関係に携わりたいと思っていたため、出来れば法務部門での仕事がしたかったのですが、未経験者可の求人は少ないということも分かっていたので、法務・総務・人事まで広げて応募することにし、業界や会社規模等については、こだわらないことにしました

履歴書作成についても,司法試験の勉強をしてきたことを中心に書くのではなく,アルバイト経験を具体的に書くようにしたそうです。

アルバイト経験>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>>司法試験の勉強経験

履歴書、職務経歴書作成にあたって、私は社会人経験がないため、最初、何を書いていいのか全く分かりませんでしたが、インターネットや友人等からのアドバイスも参考にしながら、司法試験勉強をしてきたことを中心に書くのではなく、アルバイト等で経験した事柄を具体的に書き、そこから、自分のアピールポイントを分かりやすく書くように心がけました。

面接でも,司法試験の勉強経験をアピールすることはせず,明るく元気な受け答えを心がけたそうです。

明るく元気な受け答え>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>>司法試験の勉強経験

面接では、明るく元気に受け答えをすることを心がけ、未経験者であるというハンデを補い、人並み以上のやる気を示すことができるように気をつけました。

その結果,わずか1か月で上場企業の法務部から内定を頂けたということです。
よかったですね。

結局、初回のカウンセリングから約1か月で、自分の希望に沿った上場企業の法務部から内定を頂くことができました。

今日の反省

参考にさせて頂いたサイト

社畜ちゃん台詞メーカー
http://blog.oukasoft.com/OS/

企業の分野における法曹有資格者の活動領域の拡大等についての有識者会議

法務省:第5回協議会(平成28年10月17日開催)
http://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/housei10_00143.html