タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

弁護士志望の方のためのあり得ないほどの低収入なら就職できるだろうと言われた時のお断りセリフ集

最近、主にロースクール推進派の方から、弁護士の就職難に対して、年収300万なら就職できるではないか、などと主張されることがあります。
そんなときのお断りのセリフ例を具体的にまとめてみました。

・<上の句>と<下の句>に分けていますので、状況に合わせて組み合わせてください。
・そのまま言うとちょっとキツい言い方になるので、適当にアレンジしてお使いください。

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<上の句>
1.【投資】弁護士になるまでに、ロースクールと修習で、膨大な時間と費用がかかっておりますので、
2.【犠牲】新卒資格を喪失させて司法試験を受けており(あなたのような)「安定した職業に就く機会」を失っていますので、
3.【準備】ロースクール制度が設立されて、司法試験を受験するためだけで時間や費用がかかりますので、
4.【業界】弁護士業界として、低収入で弁護士業務をすることで平均単価が下がってしまい同業者に迷惑をかけますので、
5.【逆ギレ】つまり、一般社員と同じ年収ということは、弁護士資格やロースクール卒の経歴の付加価値は、無いも同然というご認識でしょうか?
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<下の句>
1.低収入での就職は基本的にお断りしております。
2.他の修習生の方を探してください。(多分どなたにもお断りされると思いますが)
3.弁護士を雇うご予算がつきましたときにまたご連絡ください。
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元ネタ

個人の方のブログですので内容の引用はしませんでしたが、面白いですので、興味がありましたらリンク先のエントリーをお読みください。

フリーランスの方のための無償(またはあり得ない低額)で仕事を依頼された時のお断りセリフ集|知ってほしい!アンバサダー 大森渚の日記http://ameblo.jp/nagisaohmori/entry-11980264979.html