タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

非公開とされた「法曹養成制度改革推進会議決定に向けた結論の取りまとめ骨子(案)」

法曹養成制度改革顧問会議(平成27年5月28日開催)の資料です。

中身を見ていないのでコメントのしようもありませんが,一体何が語られたのでしょうか。

結論の骨子ということですが,結論は将来的には公表されるものですから,非公開とする理由が思いつきません。

この勢いで,ロースクールが国民に対して非公開になってくれればいいのですが。

第21回 法曹養成制度改革顧問会議(平成27年5月28日開催)

□ 資料
【資料目録(PDF:43KB)】
【資料1】 法曹養成制度改革の推進について〈実施状況〉(PDF:321KB)
【資料2】 2015年法科大学院全国統一適性試験の志願者数について(PDF:192KB)
【資料3】 法曹有資格者の活動領域の拡大に関する有識者懇談会取りまとめ(法務省)(PDF:467KB)
【資料4】 法曹養成制度改革推進会議決定に向けた結論の取りまとめ骨子(案)【P】(非公開資料)(PDF:213KB)
【資料5】 法曹養成制度改革顧問会議 検討予定(案)(PDF:61KB)
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hoso_kaikaku/dai21/index.html

以下の要領には,会議が決定さえすれば非公開とできるように読めますが,透明性を確保するために,公開により余程の実害が生じない限りは,公開とするべきではないでしょうか。

法曹養成制度改革顧問会議運営要領
平成25年9月17日
法曹養成制度改革推進会議議長決定
5 会議資料及び会議の議事録は、会議終了後速やかに内閣官房ウェブサイトで公表する。
ただし、座長は、会議を非公開とした場合の資料及び議事録を公表しないことができる。その他、座長は、必要があると認めるときは、会議に諮って資料を公表しないことができる。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hoso_kaikaku/pdf/siryou2.pdf