部下: 既存ロースクールの9割は 廃校しました
部下: エルエルセブンを主体とする残り1割も 予備試験に攻め込まれています
部下: 法曹コースを設立しましたが、 弁護士の経済的価値の低下により
部下: 入学者の増加には結びついていません
部下: 社内弁護士の 平均的な給与・賞与は・・・
部下: 一般社員と同等です 弁護士資格の付加価値を社会は認めていません
ヒトラー: 以下の者はここに残れ 京大、慶応、東大、早稲田
ヒトラー: なんで、こんなことになった!
ヒトラー: 二割司法って言ってたじゃないか!
ヒトラー: 少子化で人が少なくなるのに、 なんで法曹需要だけ増えると思ったんだ!
ヒトラー: 「3000人はまだ手始め、 それを達成してからさらに人数を増やす」だと!
ヒトラー: 肌感覚で適当なことを抜かすな! 日本は、隣接士業も多いんだ!
ヒトラー: 外国の弁護士数とそのまま比べられるわけがないだろ!
部下: 年収300万でいいとなれば 需要は増加します・・・
ヒトラー: 弁護士になるまでにどれだけの年月が かかると思ってるんだ! 300万でいいと思うやつがいるはずないだろ!
部下: 供給を増やせば 需要が掘り起こされることもあります
ヒトラー: 供給過多になれば 弁護士の経済的価値が下がるに決まってんだろ!
ヒトラー: ちくしょーめ!
ヒトラー: おい!年収300万円でもいいと言ってるオマエ!
ヒトラー: じゃあ、お前の事務所で300万で 新人弁護士を募集してみろ!
ヒトラー: 『責任は重いけれど収入は一般社員と同じでいい』
ヒトラー: それでいいっていう 変わり者がいればな!
ヒトラー: 『弁護士資格があっても 給料がグッとあがるわけではない』だと!
ヒトラー: どこの世界に『待遇はあがりません』なんて言って
ヒトラー: 人が集まるわけねーだろー!
ヒトラー: 常識的に考えて!
ヒトラー: 落ちても落ちても試験を受け続けた
ヒトラー: 弁護士になれば幸せになれる、 そう信じてた
ヒトラー: 受験生は5万人を超えてた
ヒトラー: それが今はなんだ!
ヒトラー: 9割の受験生はどこに消えたんだ!
ヒトラー: 法曹コースも 修了前の司法試験受験も
ヒトラー: いきあたりばったりの 弥縫策だ
ヒトラー: 長い職業訓練に見合った まともなリターンがなければ
ヒトラー: 法曹養成制度に 人が戻ることは絶対にない
ヒトラー: 君たちは自分の子供たちを 弁護士にしたいと思えるか!?
女性: (年収300万って 先に教えてほしかったよね)
ヒトラー: 地方ロー、下位ローは切り捨てて 上位校の延命を図ろう
ヒトラー: 詐欺的な手段を採ろう
部下: (自分で言っちゃったよ、この人)
ヒトラー: なんだかんだ言っても 上位校はすぐには潰れない
ヒトラー: 選択と集中で、『意図的に』、 上位校を残したと宣伝するんだ
ヒトラー: 後は書斎生活に入って 逃げ切るんだ