タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

どの法曹養成制度というわけではないけど「なんかある」セリフ

「着いて来いって言ってるのか…?」

優秀な若者「法曹コースに入れ・・・って言ってるのか?」

法曹コース(黙ってコクリとうなづく)

「アー,なんていうかその……すごく,似合っている」

ロースクール「アー,なんていうかその……すごく,ぶっちぎられてる」

(制度的に1度は廃止されながら,復活するや司法試験合格率トップを毎年キープする一発試験を眺めながら)

「いや,『初めまして』かな」

予備試験に合格して退学した旧友と,本試験会場で出会ったロースクール
「久しぶり!いや,受験資格ベースでは,『初めまして』かな」

「食べるか喋るかどっちかにしろ」

教員「ロースクールか予備試験か,狙う司法試験受験資格はどっちかにしろ」

(授業中に内職する予備試験志願の学生に対して)

「ガキ一人に何をてこずってやがる」

法科大学院推進派「抜け道一本に何をてこずってやがる」

「お探しものはこれかな?」

(予備試験の法曹人気を指し示しながら)

予備試験「お探しものはこれかな?」

ロースクール「!」

「いいんですか,言わなくて。」

(嬉々として法曹コースを設立する法科大学院推進派を眺めながら)

国民A「いいんですか,言わなくて。」

国民B「ああ,法曹コースなんて制度だけ作ったって,地方校などに若者は集まらない。 彼らにはそれがわからないのさ」

「ハハ……ようやくいつもの調子に戻ったな」

法科大学院推進派「ほ…法曹コース設立で形成挽回だ!」

国民「ハハ……ようやくいつもの調子に戻ったな……」

「いえ,むしろ…探す手間が省けましたよ」

(出願者のデータを示しながら)

予備試験「若くて優秀な法曹志願者なら,ここにいるぜ!」

ロースクール「いえ,むしろ…探す手間が省けましたよ」

(法曹コースを設立して奪い取ってやる!)

「お前のことだ 行くなって言っても行くんだろ?」

法科大学院「若くて優秀なお前のことだ 予備試験に行くなって言っても行くんだろ?」

「いや,なんか前にもこんなことあったなって」

法科大学院推進派「法曹コースを全国で設立すれば,地方校にも若者が殺到するぞ!」

国民「いや,なんか前にもこんなことあったなって。平成18年…地方ローの乱立…うっ頭痛が!」

元ネタ

togetter.com