タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

バック・トゥ・ザ・フューチャー(司法制度改革版)

あらすじ

2016年,東京生まれのヒップホップ育ちのロースクール生ローセイ・マクフライは、展開・先端科目の中の法科学の教員であるエメット・ブラウン法務博士(通称ドク)を手伝って、司法制度改革によりロースクールを設立し,弁護士を大増員する社会実験をする。
その教育の柱は,古代のソクラテスメソッドという手法であり,まるでタイムマシンに乗って昔に戻ったかのような授業風景だった。

ロースクールの設立は成功したが、ドクは,司法試験合格率が7割〜8割である学生を騙して入学者を集めていた。
そのうちうそはばれて,その不合格リスクの高さと,経済的時間的負担の大きさ,そしてなにより弁護士という職業の経済的価値の下落から,優秀な学生はロースクールを敬遠し,ドクの勤めるロースクールも経営難で倒れてしまう。これに巻き込まれたローセイはとっさにタイムマシンに乗ってモールの駐車場内を逃走するが、シフトレバーを動かす際に肘で次元転移装置のスイッチを入れてしまった為、12年前の2004年にタイムスリップしてしまう。

2016年に戻ろうとするローセイだったが、タイムマシンは燃料のプルトニウムを使い果たしてしまった為、タイムスリップすることが出来なくなっていた。
そこでローセイは2004年のドクと会い、未来に帰る手助けをしてもらうことにした。

最初は疑念の目を向けるドクだったが、司法制度改革を思いついたきっかけである法曹需要の人数は,客観的根拠もなく肌感覚で決めたことなど、当時の自分しか知らないはずの事情をローセイが知っていたことから彼を信じ、数日後に東京地方裁判所に落ちる予定の雷(ローセイがたまたま2016年から持ってきたチラシにこのことが書いてあった)の発生させる電力を利用しタイムマシンを稼動させる算段を立てる。

しかし、もう一つ大きな問題があった。この年はローセイの父(弁護士)が司法試験に合格した年であったが、ふとした事からローセイから将来の惨憺たる法曹業界事情を聞いてしまい,法曹への道に疑問を抱くようになってしまった。このままでは,父と,法律事務所の事務員として出会った母が結婚せず,ローセイが生まれなかったことになってしまい、存在が消滅してしまう。

その年の司法試験の直前期に,頻出論点の合格論証を書いた論点カードを作成することで,心配性のジョージが一行問題を退けて司法試験に合格する手助けをしたローセイは、かろうじて自身の消滅を免れ、東京地方裁判所に落雷する時間ギリギリにデロリアンに乗り込み、ドクの命がけの助力で「2016年のドクが廃校に追い込まれる直前の時間」への帰還に成功する。

すぐに現場に駆けつけたローセイだったが、やはり優秀な学生はロースクールを敬遠しており,法曹志願者は激減してしまっていた。
その場に泣き崩れるローセイだったが、彼の目の前でドクはゆっくりと起き上がる。2004年から帰還する直前にローセイが残した手紙で、自分の勤務校が廃校になる未来を知っていたドクは,学長にかけあい,ロースクールを設立しないように進言していたのだった。ドクとの再会を喜んだ後に自宅に戻ったローセイは自宅が裕福になっていたことに驚く。2004年にローセイの介入によって司法試験に合格したジョージは論点カードの有効性を実感し、予備校講師として大成していたのだった。

そんなローセイの目の前に、再びドクがデロリアンに乗って現れる。未来で重大なトラブルが起こったので、解決のために同行して欲しいというのである。
なんでも適性試験出願者が1500人を切りロースクールは高い司法試験合格率を達成したが,弁護士の質の低下が止まらずに,これまでであれば考えられなかったような弁護士の不祥事が頻発しているのだという。
ローセイと、その場に居合わせたガールフレンドのジェニファーを乗せ、貸与金を資金源にして動くように改良されたデロリアンは空を飛んで未来へと向かうのだった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー - Wikipedia

あらすじ

1985年のカリフォルニア州ヒルバレーに住むロックとペプシコーラが大好きな高校生マーティ・マクフライは、科学者である親友のエメット・ブラウン博士(通称ドク)を手伝って、深夜のショッピングモール「ツインパインズ・モール」の駐車場にて、スポーツタイプの乗用車デロリアンDMC-12を改造してドクが開発したタイムマシンの実験をする。
実験は成功したが、ドクがタイムマシンの燃料であるプルトニウムを調達するために騙したリビアの過激派の襲来に遭い、ドクは機関銃で撃たれ倒れてしまう。同じく命を狙われたマーティはとっさにタイムマシンに乗ってモールの駐車場内を逃走するが、シフトレバーを動かす際に肘で次元転移装置のスイッチを入れてしまった為、30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。
1985年に戻ろうとするマーティだったが、タイムマシンは燃料のプルトニウムを使い果たしてしまった為、タイムスリップすることが出来なくなっていた。そこでマーティは1955年のドクと会い、未来に帰る手助けをしてもらうことにした。最初は疑念の目を向けるドクだったが、マーティが持っていた日本ビクター製ビデオカメラに残っていたタイムトラベル理論を思いついたきっかけなど、当時の自分しか知らないはずの事情をマーティが知っていたことから彼を信じ、数日後にヒルバレー裁判所の時計台に落ちる予定の雷(マーティーがたまたま1985年から持ってきたチラシにこのことが書いてあった)の発生させる電力を利用しタイムマシンを稼動させる算段を立てる。
しかし、もう一つ大きな問題があった。この年はマーティの父・ジョージと母・ロレインが結婚のきっかけを得た年であったが、ふとした事から若きロレインはマーティに恋をしてしまった。このままでは父と母が結婚せずマーティが生まれなかったことになってしまい、存在が消滅してしまう。
落雷当日に行われたプロムで、臆病者のジョージが不良のビフ・タネンを退けてロレインとキスをする手助けをしたマーティは、かろうじて自身の消滅を免れ、時計台に落雷する時間ギリギリにデロリアンに乗り込み、ドクの命がけの助力で「1985年のドクが銃撃される直前の時間」への帰還に成功する。
すぐに現場に駆けつけたマーティだったが、あと一歩及ばずドクはまたも過激派の銃撃を受けてしまった。その場に泣き崩れるマーティだったが、彼の目の前でドクはゆっくりと起き上がる。1955年から帰還する直前にマーティが残した手紙で、自分が銃撃される未来を知っていたドクは防弾対策を施していたのだった。ドクとの再会を喜んだ後に自宅に戻ったマーティは自宅が裕福になっていたことに驚く。1955年にマーティの介入によってビフを倒したジョージは臆病な性格を改善し、小説家として大成していたのだった。
そんなマーティの目の前に、再びドクがデロリアンに乗って現れる。未来で重大なトラブルが起こったので、解決のために同行して欲しいというのである。マーティと、その場に居合わせたガールフレンドのジェニファーを乗せ、ごみを動力源にして動くように改良されたデロリアンは空を飛んで未来へと向かうのだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC#.E3.81.82.E3.82.89.E3.81.99.E3.81.98

あとがき

バック・トゥ・ザ・フューチャーの人気が高いらしいので。

参考

はてなブックマーク - これだけは見とけって言う映画を1本教えてくれ
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20161217011049