タダスケの日記

ある弁護士の司法制度改革観察記録

新潟大学法科大学院が廃止を含めて検討中,新潟日報モア2013/07/30

廃校も含めて検討されているとのことです。

8月に改革案最終まとめ
新大実務法学研究科有識者会議
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20130730057751.html

29日の会議には弁護士ら6人が出席。
中長期的な視点から法科大学院の在り方について(1)単独で維持(2)他大学と連携し運営(3)法科大学院廃止―の3ケースについてそれぞれ問題点を出し合った。

今年の予備試験組(通称,魔法の杖)の司法試験の結果が出ると,さらに動きが加速するかもしれませんね。


内容で1点だけ気になったのは,この点。

大学院が県内で活躍する弁護士30人を輩出したのは大きな成果

都市部のロースクールを出て,新潟に行った(または,もともとの地元に戻った)弁護士もいらっしゃるでしょうから,こちらの数と比較しないと,「大きな成果」とは言えないのではないでしょうか。

つまり,都市部ロースクール出身弁護士が多くいるのであれば,あえて地方にローがある必要はそれほどない,と言われてしまうと思いますので。